sarコマンド リソース調査用

Linux

なにかとリソースでの調査に役に立つsarコマンド

大体CPUの場合は?I/Oのコマンドなんだったけとなるため

〇ロードアベレージ

sar -q 1 -f /var/log/sa/saXX

【見方】
・runq-sz:実行待ちのタスク数
・plist-sz:実行中のプロセス数
・davg-:最近n分間のロードアベレージ

〇CPU

sar -P ALL 1 -f /var/log/sa/saXX

障害時間がわかっていれば、ALLですべて表示しなくてもよい
【見方】
・%user:ユーザレベル(アプリケーション)で実行中に発生した CPU 使用率。
     このフィールドには仮想プロセッサの実行時間も含まれる
・%usr:ユーザレベル(アプリケーション)で実行中に発生した CPU 使用率。
     このフィールドには仮想プロセッサの実行時間も含まれない
・%nice:nice 優先度で実行中に発生した CPU 使用率
・%system:システムレベル(カーネル)で実行中に発生した CPU 使用率。
      ハードウェアおよびソフトウェア割り込みの処理に費やされた時間が含まれる
・%sys:システムレベル(カーネル)で実行中に発生した CPU 使用率。
     ハードウェアおよびソフトウェア割り込みの処理に費やされた時間が含まれない
・%iowait:システムに未処理のディスクI/O要求がある間、CPU がアイドルであった時間の割合
・%steal:ハイパーバイザーが別の仮想プロセッ サにサービスを提供している間に、
仮想 CPU または CPU が不本意な待機に費やした時間のパーセンテージ。
・%irq: ハードウェア割り込みを処理
・%soft: ソフトウェア割り込みを処理
・%guest: 仮想プロセッサを実行するための処理
・%gnice: nice 値を変更されたゲストの実行に費やした時間のパーセンテージ。
・%idle:システムに未処理のディスク入出力要求がない時間のパーセンテージ。

〇MEM

sar -r -f /var/log/sa/saXX

【見方】
キロバイト(KB)単位での表示となる
・kbmemfree:利用可能な空きメモリの量
・kbmemused:使用済みメモリの量
・%memused:使用メモリの割合
・kbbuffers:カーネルのバッファとしてのメモリ使用量
・kbcached:カーネルのキャッシュとしてのメモリ使用量

〇I/O

sar -b -f /var/log/sa/saXX

【見方】
・tps:物理デバイスに発行された1秒あたりの転送数の合計。
・rtps:物理デバイスに発行された 1 秒あたりの読み取り要求の合計数
・wtps:物理デバイスに発行される 1 秒あたりの書き込み要求の合計数

コメント

タイトルとURLをコピーしました